第6弾白山市在宅医療連携協議会 コラボ研修会

☆2年間運転できない⇒2年後には運転できる☆

12月4日、白山市在宅医療介護連携協議会の皆さんと6年目になるコラボ研修が終了いたしました。。講義は金沢脳神経外科病院副院長、池田先生から「てんかんと自動車運転について」。急性期のてんかんと慢性期のてんかんは別と考えること、2回発作がおきて初めててんかんと診断できることなど解りやすく解説がありました。

2年間再発が無ければ自動車運転再開の可能性があり、2年間発作を起こさないようにコントロールすること、2年間の間に高次脳機能、社会参加の目標など新たな目標をたてることが大事であると気がつきました。

グループワークでも、機能回復にこだわり社会参加に踏み出せない症例に対して、発症180日で外来リハビリが終了すると単に説明するのではなく、180日目に達成できる目標を決めてプランを作成するのがよいのではないかとの意見が多く出されました。

「出来ない」「終了する」などのネガティブに感じられるニュアンスを「出来る」「達成する」などポジティブなニュアンスに変えるコツを皆で考えることのできた、大変有意義な研修会となりました。6年目に入りましたが益々充実してきていると感じます。これからもよろしくお願いいたします。