河北認知症を地域で考える会とのコラボ研修会を開催しました。

リオ五輪金メダリスト川井梨紗子選手の故郷、津幡町でコラボ研修が開催されました。
前半は講義、後半はグループワークを行い、大変有意義な研修会となりました。
前半の講義は石川県立中央病院の歯科口腔外科の高木先生が「口腔ケアについて」、やわたメディカルセンターのリハビリテーション科の池永先生が「高次脳機能障害」についてお話をされました。

後半のグループワークはかほく市で実際に支援に困っている方の症例を検討いたしました。
ADLは自立しているが高次脳機能障害があり、なかなかサービス利用につなげられない方に対してどのように生活支援していくか?もともとゴルフが好きで、体を動かすことには興味があるといった方です。

津幡町では雨が降ろうが雪が降ろうが練習をするグランドゴルフクラブがある。ゴルフがもともと好きだったとのことで、この団体に参加できないか?近くの大型ショッピングモールで、歩いて店舗を回りポイントを集めることができるキャンペーンをしている。巡回バスを利用してここにいくのは?等々。実際に症例を担当している外来言語聴覚士から、参加者の皆さんが本日出してくれたようなアイディアを根気強く提案し、社会参加に繋げていることが報告されました。

生活支援で一番必要なのは、根気強く、諦めず対象者と歩むことでした。金メダリストの血の滲むような努力、歩みと似ていますね。加賀脳卒中地域連携協議会もより質の高い脳卒中医療を構築するため、根気強く諦めず、歩んでいきたいと思います。よろしくお願い致します。

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